バーベキューといえば、お肉や野菜を炭火で焼くのが定番ですよね。
でも、せっかく炭火を使うなら、食後のデザートに「焼き芋」を作ってみるのもおすすめです。
さつまいもをアルミホイルで包み、炭火でじっくり焼けば、ホクホクした焼き芋を楽しめます。
ただ、初めてバーベキューで焼き芋を作る人は、
「焼き芋は炭の中に入れるの?」
「何分くらい焼けばいい?」
「炭火が強いときはどうする?」
「外側は焦げているのに、中がまだ硬い……」
と迷うこともあるでしょう。
この記事では、バーベキュー初心者に向けて、焼き芋の作り方から焼き時間、炭火の調整方法、失敗しやすい原因、さつまいもの選び方まで分かりやすく紹介します。
先に結論をいうと、焼き芋は炎が上がっている状態ではなく、火が落ち着いた炭を使い、強すぎない火力でじっくり焼くことがポイントです。
また、焼き時間だけで完成を判断するのではなく、最後は竹串を中心まで刺して確認しましょう。
バーベキューで焼き芋は簡単に作れる!
バーベキューの焼き芋は、特別な調理器具がなくても作れます。
基本的な流れは次のとおりです。
- さつまいもを洗う
- 濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包む
- アルミホイルで包む
- 炭火を準備する
- 火が落ち着いた場所で焼く
- 途中で向きを変える
- 竹串で焼き上がりを確認する
ポイントは、「強火で短時間」ではなく「強すぎない火でじっくり」です。
ただし、ここで一つ注意したいのが「焼き時間」です。
焼き芋は、同じ30分でも、
- さつまいもの大きさ
- 太さ
- 炭の量
- 炭との距離
- 炭火の状態
によって仕上がりが変わります。
そのため、この記事では「○分焼けば絶対完成」とは考えません。
焼き時間は目安、最後は竹串で確認する
と覚えておきましょう。
今の炭火なら焼き芋をどこに置けばいい?判断表

焼き芋を作るとき、初心者が一番迷いやすいのが「今の火で焼き芋を置いていいの?」という判断です。
そんなときは、次の表を目安にしてください。
| 炭火の状態 | 焼き芋はどうする? |
|---|---|
| 🔥 炎が上がっている | まだ置かない |
| 🔥 炭が真っ赤で火力が強い | 炭から離す |
| 🔥 炭が落ち着いている | 遠火で焼く |
| 🔥 火が弱くなってきた | 炭を追加する |
| 🍠 竹串がスッと入る | 完成 |
炎が大きく上がっている状態では、さつまいもの表面が急激に加熱され、外側だけ焦げる原因になります。
アウトドア向けの記事でも、炎が落ち着いた熾火を使うことが焼き芋のポイントとして紹介されています。
「焼き芋をどこに置くか分からない」と迷ったら、炎ではなく、落ち着いた炭を探すところから始めてみましょう。
バーベキュー焼き芋に必要なもの
必要なものは、それほど多くありません。
さつまいも
また、
できれば同じくらいの大きさを選びましょう。
サイズがバラバラだと、細いものだけ先に焼き上がることがあります。
アルミホイル
さつまいもを包むために使用します。
炭火で焼く場合は、途中で破れないようにしっかり包みましょう。
心配なら二重にしておくと扱いやすくなります。
アウトドア向けのレシピでも、アルミホイルを2~3重にして包む方法が紹介されています。
新聞紙・キッチンペーパー
濡らしてさつまいもを包むために使用します。
新聞紙がない場合は、キッチンペーパーでも対応できます。
ただし、濡れた紙がアルミホイルからはみ出さないようにしてください。
トング
焼き芋の向きを変えたり、取り出したりするときに使います。
アルミホイルは熱くなるので、直接手で触らないようにしましょう。
竹串または割り箸
焼き上がりを確認するために使用します。
最後は時間ではなく、竹串が中心までスッと入るかを確認します。
バーベキューで焼き芋を作る方法

1.さつまいもを洗う
まず、さつまいもの表面についている土や汚れを水で洗い流します。
皮はむかず、そのまま焼きましょう。
2.新聞紙・キッチンペーパーを濡らす
新聞紙やキッチンペーパーを水で濡らします。
全体が湿る程度で大丈夫です。
水が滴るほど濡らす必要はありません。
濡らした紙でさつまいも全体を包みます。
3.アルミホイルで包む
濡らした新聞紙やキッチンペーパーの上から、アルミホイルで包みます。
さつまいも全体が隠れるように包み、紙が外にはみ出さないようにしましょう。
炭火で焼く場合は、アルミホイルを二重にしておくと破れにくくなります。
4.炭火を準備する

ここが焼き芋作りの重要なポイントです。
炎が大きく上がっている状態ではなく、火が落ち着いて炭が赤くなっている状態を目指します。
炭を左右に分けて、中央に比較的火力の弱い場所を作る方法もあります。
5.焼き芋を加熱する
アルミホイルで包んださつまいもを、炭から少し離した場所に置きます。
炭の真上に置く場合でも、強い炎が直接当たらない場所を選びましょう。
焼き芋は、急いで焼こうとするより、じっくり加熱するほうが扱いやすくなります。
6.途中で向きを変える
同じ場所に置き続けるのではなく、途中で向きを変えます。
炭火は場所によって熱の伝わり方が異なるため、向きを変えながら焼くことで焼きムラを抑えやすくなります。
15~30分程度を一つの目安として、焼き芋の状態を確認しながら向きを変えるとよいでしょう。
7.竹串で焼き上がりを確認する
最後に、竹串や割り箸をさつまいもの中心まで刺してみます。
スッと抵抗なく入れば、焼き上がりの目安です。
まだ硬ければ、アルミホイルで包んだまま追加で加熱します。
ここが重要です。
「30分経ったから完成」ではありません。
「中心まで火が通ったから完成」
と考えましょう。
バーベキューの焼き芋は何分?焼き時間の目安
焼き時間は、さつまいもの大きさや炭火の状態によって変わります。
目安としては次のように考えてください。
| さつまいもの大きさ | 大きさの目安(直径) | 焼き時間の目安 |
|---|---|---|
| 小さめ・細め | 3~4cm程度 | 20~30分程度 |
| 普通サイズ | 4~6cm程度 | 30~40分程度 |
| 大きめ・太め | 6~8cm程度 | 40~60分程度 |
※大きさと焼き時間はあくまで目安です。炭火の強さやさつまいもの形によって変わるため、最後は竹串を中心まで刺し、スッと通るか確認しましょう。
実際のアウトドア向け情報でも、焼き時間には20~30分程度から40~60分程度まで幅があります。
これは、芋のサイズや火力、置き場所などが異なるためです。
小さめ・細め
20~30分程度を目安にします。
細いさつまいもは火が通りやすいため、焼きすぎないように早めに確認しましょう。
普通サイズ
30~40分程度を目安にします。
30分を過ぎたあたりから竹串で確認すると判断しやすくなります。
大きめ・太め
40~60分程度を目安にします。
40分経っても中心が硬ければ、さらに加熱しましょう。
大きなさつまいもは、サイズによっては1時間以上かかる場合もあります。
焼き時間だけで判断しない
焼き芋で覚えておきたいのが、
焼き時間=目安
ということです。
最終的には竹串を中心まで刺して確認しましょう。
焼き芋は炭の中?それとも網の上?
「炭の中に入れるのか、網の上に置くのか」で迷う人もいるでしょう。
炭の中で焼く方法
アルミホイルで包んださつまいもを、炭の中や炭の近くに置く方法です。
しっかり熱を受けられる一方、火力が強いと表面が焦げやすくなります。
また、取り出すときには熱い炭を扱うことになるので、トングなどを使って慎重に取り出しましょう。
炭の横・遠火で焼く方法
炭を左右に寄せ、中央などの比較的火力が弱い場所で焼く方法です。
BBQ向けのレシピでも、炭を左右に分けて中央で焼く方法が紹介されています。
初心者ならどちらがおすすめ?
初めてなら、強い炭の中に入れるより、遠火でじっくり焼く方法から試すのがおすすめです。
焼き芋の状態を確認しやすく、火力も調整しやすいからです。
バーベキュー焼き芋を失敗する原因と対策
外側だけ焦げる
外側は黒くなっているのに、中が硬い。
この場合は、火力が強すぎる可能性があります。
炎が直接当たっているなら、いったん焼き芋を移動させましょう。
中が硬い
太いさつまいもは中心まで火が通るのに時間がかかります。
焼き時間だけを見て取り出さず、竹串で中心を確認しましょう。
パサパサする
焼き芋の食感は、焼き方だけでなく品種によっても変わります。
ねっとり系が好みなら、紅はるかや安納芋などを選ぶ方法があります。
アルミホイルが破れる
炭の上で何度も動かしていると、アルミホイルが破れることがあります。
最初から二重にしておくと扱いやすくなります。
火力が強すぎる
「早く焼きたい」と思って、炭の強い場所へ移動させるのは避けましょう。
外側が急に焦げてきたら、炭から少し離してください。
おいしい焼き芋にするためのさつまいもの選び方
ねっとり系
ねっとりした焼き芋が好きなら、
- 紅はるか
- 安納芋
- シルクスイート
などがあります。
ホクホク系
ホクホクした食感が好みなら、
- 鳴門金時
- 紅あずま
などがあります。
家族や友人で好みが違うなら、品種を変えて食べ比べるのも楽しみ方の一つです。
BBQでは大きさも重要
バーベキューでは、できるだけ大きさが近いさつまいもを選びましょう。
細いものと太いものを一緒に焼くと、焼き上がるタイミングがずれることがあります。
BBQではいつ焼き始めればいい?
焼き芋は、お肉や野菜を焼くよりも時間がかかる場合があります。
そのため、食事が終わってから焼き始めると、デザートを食べたいタイミングに間に合わないことがあります。
おすすめは、BBQの前半から焼き始めることです。
最初から焼く
BBQを始めるタイミングで焼き芋も仕込みます。
肉や野菜を楽しんでいる間に加熱できるので、食後のデザートとして出しやすくなります。
肉を焼いている間に焼く
肉を焼く場所と焼き芋を置く場所を分けます。
焼き芋は遠火に置き、BBQを楽しみながら時々向きを変えましょう。
最後に食べる
焼き芋をデザートにするなら、
「最後に焼く」のではなく「最後に食べるために早めに焼く」
のがポイントです。
この考え方なら、焼き芋が焼き上がるまでの時間もBBQの楽しみとして利用できます。
焼き芋をもっと楽しむ簡単アレンジ

バター
焼きたての焼き芋を割って、バターをのせます。
焼き芋の甘さとバターのコクを楽しめます。
アイス
焼きたての焼き芋にアイスを添えるだけ。
温かい焼き芋と冷たいアイスの組み合わせを楽しめます。
はちみつ
甘いものが好きなら、はちみつを少量かける方法もあります。
ただし、まずは何も加えず、焼き芋そのものの味を楽しむのもおすすめです。
バーベキュー焼き芋のよくある質問
アルミホイルは何重にすればいい?
A. 一重でも包めますが、炭火で焼くなら二重にしておくと扱いやすくなります。
新聞紙は必要?
A.必ず必要というわけではありません。
濡らした新聞紙やキッチンペーパーを使ってからアルミホイルで包む方法があります。
キッチンペーパーでもいい?
A. 使えます。
濡らしたキッチンペーパーで包み、その上からアルミホイルで包みます。
紙が外にはみ出さないように注意してください。
途中でひっくり返す?
A. 途中で向きを変えるのがおすすめです。
炭火は場所によって熱の伝わり方が異なるため、向きを変えながら焼きましょう。
何分焼いても硬い場合は?
A. 焼き時間だけで判断せず、竹串を中心まで刺して確認します。
まだ硬ければ、アルミホイルで包んだまま追加加熱しましょう。
炭が強すぎる場合は?
A. 炭から少し離してください。
外側だけが黒くなっている場合は、火力が強すぎる可能性があります。
遠火の場所を作って、じっくり加熱しましょう。
まとめ
バーベキューで焼き芋を作るなら、難しい調理は必要ありません。
基本は、
さつまいもを洗う
↓
濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包む
↓
アルミホイルで包む
↓
火が落ち着いた炭火でじっくり焼く
↓
途中で向きを変える
↓
竹串で中心を確認する
という流れです。
焼き時間は、さつまいもの大きさや炭火の状態によって変わります。
小さめなら20~30分程度、普通サイズなら30~40分程度、大きめなら40~60分程度を目安にしてください。
ただし、時間だけで完成を判断しないことが大切です。
最後は竹串を中心まで刺して、スッと入るか確認しましょう。
そして、今回の記事で覚えておきたいのが、次の判断です。
🔥 炎が上がっている → まだ置かない
🔥 炭が真っ赤で強い → 炭から離す
🔥 炭が落ち着いている → 遠火で焼く
🔥 火が弱くなってきた → 炭を追加
🍠 竹串がスッと入る → 完成
焼き芋は、肉や野菜のように焼き上がりを急ぐ料理ではありません。
お肉を焼いたり、みんなで食事をしたりしている間にじっくり加熱して、最後に熱々の焼き芋を楽しむ。
そんな時間も、バーベキューならではの楽しみ方です。
次回のバーベキューでは、いつものメニューに焼き芋を一品加えてみてはいかがでしょうか。
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